先月に引き続き、産経新聞さんの月一回発行の情報誌「チャオ!産経」の7月号(6/25発行)に、私のインタビュー記事が掲載されました。
熱中症にご注意を
生脈散とオミジャ茶
今回のテーマは熱中症。
これからの夏の時期、熱中症予防におすすめの処方は「生脈散(しょうみゃくさん)」です。
巡心堂で取り扱っているのは、生脈散に補気の黄耆を加えた「生脈宝(しょうみゃくほう)」。
構成生薬は、
- 五味子(ごみし)
- 人参(にんじん)
- 麦門冬(ばくもんどう)
- 黄耆(おうぎ)
の四種類で、この中に含まれる五味子は、お隣韓国では「オミジャ茶」として親しまれています。
五つの味がすると言われる五味子ですが、基本的に酸味が味のほとんどを占めている気がします(笑)
漢方の王様「牛黄(ごおう)」
もう一つ夏におすすめなのが、「牛黄(ごおう)」です。
牛黄は古来より、「漢方薬の王様」として、高貴な人々の間で珍重されてきました。
どの経絡に薬効が入るかという帰経(きけい)は「心」と「肝」です。
心臓の働きを助けてくれますので、疲労回復等に効果てき面。
登山やスポーツの前に1粒飲んでおくと、身体が軽く感じると思います。
7日間の牛黄カプセル服用で、肝機能が改善した例もありますよ。
二日酔い対策にもなります。
近年は、主に中国での牛黄需要の増加によって品薄になり、値段が高騰してきている牛黄。
当薬局では、 本当に牛黄を必要とされている方が無理なく続けられる様に、高品質の牛黄を出来る限りお安くご提供しています。
まだ在庫もありますので、よろしければお問い合わせください。
牛黄について詳しくは、こちらの「漢方の王様牛黄とは」にまとめています。
薬剤師 西田稔生