
耳鳴り・難聴が認知症やうつ病の原因に
まだ日本ではあまり知られていませんが、アメリカのジョンズ・ホプキンズ大学の12年間にわたる研究では、「難聴のある人は認知症になるリスクが2倍~5倍に増加する」との結論が出ています。
世界的な医学雑誌『ランセット』が主導し、各分野の専門家を集めて編成されるランセット・コミッションでも、認知症の最大のリスク因子は難聴であると結論付けています。
さらに、アメリカの全米健康栄養調査の18,000人を調査した論文には、
「耳鳴りの人はうつ病や不安神経症になるリスクが2倍~3倍以上に増加する」と記載されています。
ドイツのZirke氏らのコホート研究によると、「耳鳴りの人がうつ病や不安神経症になるリスクは4倍~6倍」との結果が出ています。
やや軽く考えてしまいがちな耳鳴りや難聴ですが、早めに治さないと、
認知症やうつ病・不安神経症のリスクを増大させる事になるかもしれません。
耳鼻科や通販ではまず治らない耳鳴り・難聴
このようなお悩みはありませんか?
☑夜になると耳鳴りが酷くなる
☑通販の漢方薬を試したが、全然効かない
☑何軒も耳鼻科に行ったが治らない
☑難聴で補聴器を勧められたが迷っている
☑年月が経っているから諦めている
このようなお悩みを持たれている患者様も多いと思います。
何軒も耳鼻科に通い、いくつも通販薬を試しても治らず、「耳鼻科疲れ」「通販疲れ」を発症されている患者様が、近年増えてきています。
なぜ、こんなに耳鳴り・難聴でお困りの方が多いのでしょう?
耳鼻科や通販で治らない3つの理由
理由① 必須の体質分析を怠っている
「耳鳴りならこれ」という、耳鼻科での病名処方では、まず耳鳴りや難聴は治りません。
通販でも、「耳鳴りによく効く薬(やサプリメント)」と宣伝していますが、
肝心の患者様の体質分析はどこへ行ったのでしょう?
我々は機械ではありませんので、個人個人で全て体質も病状も原因も違います。
それらを把握せずして、そもそも治せるはずがないと思いませんか?
理由② 西洋薬が進歩していない
実は、耳鳴りや難聴の西洋薬は、ここ十数年ほとんど進歩していないのが現状です。
強いステロイドを使う以外では、アデホスコーワ顆粒やストミンA、メコバラミン(ビタミンB12)などの、お決まりの処方をされるだけのケースがほとんどでしょう。
「自分たち製薬会社は、耳鳴りや難聴は儲からないから研究しない」と、製薬関係者の友人が残念そうに言っているのを聞いたことがあります…
理由③ 宣伝上手な通販の存在
成分量を比較してみれば分かりますが、いわゆる通信販売で売っている漢方薬は、
ほとんどの場合生薬が医療用のものの50%しか入っていません。
そしてその多くは、処方構成は同じなのに医療用のものと名前を変えて売っています。
宣伝が上手なので、こういう漢方薬を購入された患者様も多いと思います。
医師からのショックな一言
他人には分からない耳鳴り・難聴の辛さ
これからご紹介する症例の患者様は、
「耳鳴りは治らないから、慣れるしかない」
と、信頼していた公立病院の医師から言われ、とてもショックを受けられたそうです…
耳鳴りや難聴の辛さは、他人には分かりません。
周りの人達からは、気のせいだと思われることも多いと思います。
しかし、諦めないでください。
巡心堂漢方薬局には、これまでに多くの患者様の耳鳴り・難聴を完治させてきた確かな実績があります。
それは、きちんとした体質分析あってこそのものだと思っています。

耳鳴り・難聴が20日間で治った漢方症例 大阪府八尾市
半年間の地獄を抜け出した、ある女性の物語
耳の奥で鳴り響く「シンバルの音」──
大阪府八尾市にお住まいの50代女性が、ある日巡心堂漢方薬局にご来店されました。
表情は曇り、声には疲れがにじみ、何よりその目には「もう、どうすればいいのかわからない」という深い絶望が映っていました。
「耳の中で、ずっとシンバルが鳴ってるみたいなんです……」
彼女が訴えたのは、ひどい耳鳴りと、それに伴う8000Hzの難聴でした。
発症は半年ほど前。
最初は「疲れているのかな」と思っていたそうですが、その音は一向に消える気配がなく、
ついには眠ることさえ難しくなり、日々の生活に支障をきたすほどになってしまったのです。
近所の耳鼻科、公立の大きな病院も受診されました。
しかし、出されたのは検査結果と、信じられない一言でした。
「耳鳴りと難聴は、絶対に治らないよ。そのうち慣れるから我慢しなさい」
──まるで、人の苦しみを切り捨てるかのような言葉。
信じていた医療に背を向けられたその瞬間、彼女の中で「治る希望」は消えかけました。
市販薬も試しました。どれも効果はなく、「もう、どうにでもなれ」と投げやりになった日もあったそうです。
心と体の悲鳴
しかし、ほんのわずかに残っていた希望の糸を頼りに、当薬局を見つけ、ご相談に来られました。
私は、まず丁寧にお話を伺いました。
病状や生活のご様子、これまでの治療経過、抱えているストレスや、過去に経験された病気のこと……
そして見えてきたのは、長年にわたる仕事のストレスや、手術を経た身体の疲れ、さらには彼女自身が非常に真面目で我慢強い性格であること。
「この方の耳鳴りは、心と体の悲鳴なのかもしれない」と、私は直感しました。
そこで、メンタル面や生活習慣にも少しアドバイスを加えながら、体質と症状に合わせた漢方薬を選び、お渡ししました。
そして――たった20日後
再びご来店された彼女は、まるで別人のような明るい表情で、こうおっしゃいました。
「先生!耳鳴りも難聴も、ぜんぶ無くなったんです! もう、ほんとに夢みたいで……!」
なんと、あの「常にシンバルが鳴っていた」耳鳴りも、「8000Hzの高音が全く聞こえない」と診断された難聴も、わずか20日で完全に改善してしまったのです。
驚いたのは、彼女だけではありません。
再度訪れた公立病院での再検査では、8000Hzの聴力も正常値に回復。
担当医も驚愕し、こう尋ねてきたそうです。
「いったい、どうやってこんなに早く治したんですか?」
「耳鳴りは絶対に治らない」と断言していたその医師が、です。
「半年間の地獄が、やっと終わりました」
彼女がそう語ったときの笑顔は、とても印象的でした。
耳鳴りや難聴は、他人には見えない痛みです。
だからこそ、「我慢しろ」「慣れろ」と言われたときの苦しみは計り知れません。
この患者様のように、耳鳴りや難聴の背景にはストレスや体の冷え・疲労、心身のバランスの崩れが隠れていることが多くあります。
だからこそ、西洋医学で解決できなかった症状でも、体質に合わせた漢方で、根本から改善することが可能なのです。
その後、彼女は再発を防ぐために漢方薬を2ヶ月間ほど続け、無事に漢方からも“卒業”されました。
いまは趣味の楽器演奏、音楽鑑賞を、心から楽しんでおられるとのことです。
患者様のご感想
この症例の他にも、
・耳鳴りが消えた日、久しぶりに静かな朝を迎えました。
数年前から「キーン…」という音が四六時中鳴っていて、耳鼻科では「うまく付き合っていくしかない」と言われ、半ば諦めていました。
でも、巡心堂さんの漢方薬でほぼ無音に。こんなに短期間で結果が出るなんて、本当に驚きです。これからも、よろしくお願い致します。(大阪市 60代男性)
・年齢のせいかと諦めていた難聴。補聴器を検討していましたが、こちらに相談して正解でした。
薬を飲み始めてから耳のこもり感が減り、2ヶ月後には普通に会話できるまでに回復。
今では孫の声もはっきり聞こえます。もっと早く知っていれば…と思うほどです。(東京都 70代女性)
・耳鳴りに良いというサプリや市販の漢方も試しましたが変化なし。ネットで巡心堂さんを偶然見つけて相談してみたら、体質に合った処方を提案してくれて、1ヶ月で変化が。
3ヶ月後には、あの不快な音が完全に消えていました。丁寧な対応にも感動しました。ありがとうございます!(沖縄県 40代女性)
などの多くのご感想を頂いています。
耳鳴り・難聴でお困りの方へ
耳鳴りのない日々へ
最後までお読みいただきありがとうございます。
病院で治らないと言われた耳鳴り・難聴を、どうして治すことができたのでしょう?
それは、きちんとご相談をお聞きし、耳鳴りや難聴の奥に隠れている体質や根本原因に合った的確な漢方を選んでいるからに他なりません。
漢方に携わって20年以上、巡心堂漢方薬局を独立開業してからは10年以上、真剣に漢方及び患者様と向き合ってきました。
まずは下記より、お電話もしくはメールにて、現在の病状・病歴・併用薬などをお聞かせください。
それらを総合して、適切なご提案をさせて頂きます。
漢方専門薬剤師 西田稔生