スパーフードゴジベリー(枸杞子)とは チャオ産経5月号より

執筆者:漢方専門薬剤師 西田稔生

巡心堂漢方薬局 西田稔生



薬剤師。漢方療法研究家。株式会社巡心堂代表取締役。

1976年生まれの49歳。三重県生まれ。大阪府在住。

私は、最初は主に調剤薬局に勤務していましたが、西洋医学で治らない患者様が沢山おられる現実に気づきました。そして、

「西洋医学だけで治らずに困っている患者様の為に、自分に何ができるだろう」

と考え、漢方の道を志しました。

漢方に携わって20年以上、巡心堂を独立開業して10年以上になります。真剣に漢方および患者様と向き合ってきました。

その過程で、医師達が匙を投げた疾患が、巡心堂の漢方で治癒した症例も沢山ございます。

それが可能だったのは、いわゆる3分診療ではない、個々の患者様に応じた的確な体質分析あってのものだと思っています。あなたの、「病気のお話」をぜひ聞かせてください。


チャオ産経5月号の枸杞子の記事

先月に引き続き、産経新聞さんの月一回発行の情報誌「チャオ!産経」の5月号(4/16発行)に、私のインタビュー記事が掲載されました。

テーマは「枸杞子(クコシ)」

スーパーフード「ゴジベリー」

今月のテーマは枸杞子です。

よく杏仁豆腐の上に乗っている、赤いクコの実の事ですね。

枸杞子は古来より、滋養強壮や目に良い生薬として漢方処方に使われてきました。

そして近年は、抗酸化作用のあるビタミンCや貧血予防になる鉄分などを豊富に含む事から、アンチエイジングに役立つスーパーフード「ゴジベリー」として、世界中で注目されているのです。

枸杞子を使った処方「杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)」

枸杞子を使った、目に良い漢方処方「杞菊地黄丸」をご紹介します。

杞菊地黄丸は、滋養強壮に良い六味地黄丸(ろくみじおうがん)に、目に良い枸杞子と余分な熱を取ってくれる菊花を加えた構成になっています。

まず、六味地黄丸の構成生薬は、

  • 地黄(じおう)
  • 山茱萸(さんしゅゆ)
  • 山薬(さんやく)
  • 茯苓(ぶくりょう)
  • 沢瀉(たくしゃ)
  • 牡丹皮(ぼたんぴ)

です。これに、

  • 枸杞子(くこし)
  • 菊花(きくか)

を加える事で杞菊地黄丸になります。

枸杞子の「杞」と菊花の「菊」の入った地黄丸という意味ですね。

生命力の源である「腎」を補う作用もありますので、アンチエイジングにも役立ちます。

枸杞子単独で摂取する場合は、そのまま食べても良いですし、枸杞茶にしても美味しいですよ。

次回は5月21日(火)に、梅雨の時期に関係する湿気と体調のお話が掲載される予定ですので、良かったらお読みください。

漢方専門薬剤師 西田稔生

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