漢方薬と花粉症 チャオ産経4月号より

執筆者:漢方専門薬剤師 西田稔生

巡心堂漢方薬局 西田稔生



薬剤師。漢方療法研究家。株式会社巡心堂代表取締役。

1976年生まれの49歳。三重県生まれ。大阪府在住。

私は、最初は主に調剤薬局に勤務していましたが、西洋医学で治らない患者様が沢山おられる現実に気づきました。そして、

「西洋医学だけで治らずに困っている患者様の為に、自分に何ができるだろう」

と考え、漢方の道を志しました。

漢方に携わって20年以上、巡心堂を独立開業して10年以上になります。真剣に漢方および患者様と向き合ってきました。

その過程で、医師達が匙を投げた疾患が、巡心堂の漢方で治癒した症例も沢山ございます。

それが可能だったのは、いわゆる3分診療ではない、個々の患者様に応じた的確な体質分析あってのものだと思っています。あなたの、「病気のお話」をぜひ聞かせてください。


チャオ産経4月号花粉症の記事

産経新聞さんの、月一回発行の情報誌「チャオ!産経」をご存じでしょうか。

先日3月26日発行のチャオ!産経4月号に、私がお話しした内容が掲載されました。

文章は、ライターさんに書いて頂いています。

掲載エリアは、関西エリアだけだと思います。

テーマは「花粉症」

年中何かの花粉は飛んでいる

今回のテーマは、タイムリーな「花粉症」です。

近年は、花粉症の患者さんが本当に増えたなという感じがします。

スギ花粉はそろそろピークを過ぎた様ですが、ヒノキ花粉はまだまだこれからという感じですね。

イネ科やブタクサなど、意外と年中何かの花粉は飛んでいるものなのです。

花粉症対策の漢方薬

それでは、タイプ別に花粉症対策の漢方薬をご紹介していきます。

水様の薄い鼻水が出るタイプ

薄い鼻水が出て、寒さを感じやすい体質の患者様は、体内が冷えている「寒証」に当てはまります。

このタイプの方は、「小青竜湯(しょうせいりゅうとう)」「麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)」という漢方処方で体を温めながら、症状を改善していくと良いでしょう。

鼻詰まりがひどいタイプ

鼻詰まりがひどく、暑がりな患者様は、体内に熱がこもる「熱証」に当てはまります。

このタイプの方は、「辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)」「荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)」で余分な熱を逃がしてやると奏功する事が多いです。

寒がりだけど鼻詰まりがひどいタイプ

このタイプの方は、いわゆる中間証に当たります。

「葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)」などがよく効くでしょう。

花粉症の漢方薬も、患者様のタイプを見極めて使っていく事が大切です。

今後のチャオ産経さんの掲載予定

2017年12月には耳鳴りとめまいの記事が、2018年1月には頻尿と尿漏れの記事が同じ様にチャオ!産経さんに掲載されていまして、今回は、半年間の連載になる予定です。

次回は4月16日発行のチャオ!産経5月号に載るとの事ですので、産経新聞を購読されている方は、楽しみにしていてください。

漢方専門薬剤師 西田稔生

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