呑気症(どんきしょう) ~ゲップやおならの原因~

執筆者:漢方専門薬剤師 西田稔生

巡心堂漢方薬局 西田稔生



薬剤師。漢方療法研究家。株式会社巡心堂代表取締役。

1976年生まれの49歳。三重県生まれ。大阪府在住。

私は、最初は主に調剤薬局に勤務していましたが、西洋医学で治らない患者様が沢山おられる現実に気づきました。そして、

「西洋医学だけで治らずに困っている患者様の為に、自分に何ができるだろう」

と考え、漢方の道を志しました。

漢方に携わって20年以上、巡心堂を独立開業して10年以上になります。真剣に漢方および患者様と向き合ってきました。

その過程で、医師達が匙を投げた疾患が、巡心堂の漢方で治癒した症例も沢山ございます。

それが可能だったのは、いわゆる3分診療ではない、個々の患者様に応じた的確な体質分析あってのものだと思っています。あなたの、「病気のお話」をぜひ聞かせてください。


ストレスのたまる渋滞画像

呑気症(どんきしょう)という言葉をご存じでしょうか?

読んで字のごとく、「必要以上に空気を呑み込んでしまう」病気です。

空気嚥下症(くうきえんげしょう)とも言われます。

 

 呑気症の症状・特徴

起こりやすい症状・特徴としては、

・お腹が張る

・ゲップが多い

・無臭のおなら(ガス)が多い

などです。

 

胃や腸に空気が溜まってしまう為、お腹が張ってゲップがよく出ます。

また、お腹を壊した時のおならは臭いですが、呑気症の場合は単なる空気なので、無臭なのが特徴です。

 

 呑気症の原因

空気嚥下症なので空気を呑み込むのが原因なのですが、「空気」だけを呑み込むというよりは、「唾液+空気」を呑み込む事が多いです。

 

緊張した場面や大事な場面でゴクリと唾を呑み込んだ事は、皆さん経験があると思います。

マンガやTVなどでもよく表現されるワンシーンですね。

緊張を感じると、喉が詰まった様になるので、それを緩和する為に唾液を呑み込むのでしょう。

ストレスや不安を感じやすい方に呑気症が多いのもその為です。

 

ストレスによる噛みしめ症候群(TCH)も呑気症の原因になります。

噛みしめ症候群(TCH)について詳しくは、過去記事「肩こり・頭痛・顎関節症とTCH」をご覧ください。

 

また、喉が渇いてしょっちゅうお茶を飲む方や、ガムを噛む方、後鼻漏で鼻水が喉にたれていく病気の方も呑気症になりやすいです。

 

 呑気症の治療法

お茶を飲む、ガムを噛むなどの生活習慣によるものの場合は、それを止めれば治ります。

後鼻漏の場合は、鼻を治療すれば治ります。

ストレス・緊張などによる場合は、自律神経を整える漢方薬で治していきます。

 

「呑気症かな?」と思われた方は、ぜひ巡心堂にご相談ください。

 

漢方専門薬剤師 西田稔生

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