椎間板ヘルニアと腰痛の嘘

執筆者:漢方専門薬剤師 西田稔生

巡心堂漢方薬局 西田稔生



薬剤師。漢方療法研究家。株式会社巡心堂代表取締役。

1976年生まれの49歳。三重県生まれ。大阪府在住。

私は、最初は主に調剤薬局に勤務していましたが、西洋医学で治らない患者様が沢山おられる現実に気づきました。そして、

「西洋医学だけで治らずに困っている患者様の為に、自分に何ができるだろう」

と考え、漢方の道を志しました。

漢方に携わって20年以上、巡心堂を独立開業して10年以上になります。真剣に漢方および患者様と向き合ってきました。

その過程で、医師達が匙を投げた疾患が、巡心堂の漢方で治癒した症例も沢山ございます。

それが可能だったのは、いわゆる3分診療ではない、個々の患者様に応じた的確な体質分析あってのものだと思っています。あなたの、「病気のお話」をぜひ聞かせてください。


腰痛で腰を押さえる男性

椎間板ヘルニアについて

椎間板とは

椎間板(ついかんばん)ヘルニア。

整形外科さんなどでよく聞く病名ですが、そもそもどのような状態なのでしょうか?

椎間板とは、硬い脊椎骨と脊椎骨の間で、クッションの様な役割をしている軟骨の事です。

そしてヘルニアとは、体内臓器などが、本来の部位からはみ出てしまった状態の事を言います。

飛び出した部分が神経を圧迫している

つまり、「椎間板ヘルニア」とは、椎間板が何らかの原因でつぶれ、中にある髄核が飛び出した状態なのです。

その飛び出した部分が神経を圧迫し、腰痛や足の痛み、しびれなどの症状が起きているというのが、「椎間板ヘルニア→腰痛」の理論でした。

本当に椎間板ヘルニアは腰痛の原因なのか

多くの矛盾する事実について

ところが、

・画像診断上はヘルニア(突出部)があるのに、無症状の人がいる

・逆に、画像診断上はヘルニアがないのに、腰痛症状のある人がいる

・ヘルニア部分の大きさと症状の強さが比例しない

・手術で椎間板ヘルニアを切除しても、数年後の状態に差が無い

などの、これまでの理論とは矛盾する事実が判明してきています。

これを、どう解釈すれば良いのでしょうか。

まとめ

椎間板ヘルニアは、腰痛の原因としてメジャーな病名です。

しかし、今まで常識だと思ってきた、「椎間板ヘルニア→腰痛」の理論は果たして本当なのでしょうか?

どうも、100%正しいとは言えないのかもしれませんね。

次回は、「腰痛とストレスの関係」についての記事を書こうと思います。

良かったら、お読みくださいませ。

漢方専門薬剤師 西田稔生

ご相談・ご予約

来店のご予約もこちらから。遠方の場合は全国発送承ります。

薬局名:巡心堂(じゅんしんどう)漢方薬局

所在地:大阪府八尾市桜ヶ丘1-88-102

お電話でのご相談

お電話でのご相談:072-943-4180(10~17時 定休日:火曜・水曜・祝日

※土曜・日曜は通常営業しています。

LINEでのご相談

LINEからのご相談・来店予約・発送依頼はこちらからご登録ください。

巡心堂漢方薬局LINE公式アカウント友だち追加バナー

 

 メールでのご相談

※代理の方が代筆される場合、メールアドレス等は代理の方のものでも結構です。その辺りの事も内容欄にお書きください。

    郵便番号・ご住所・お電話番号の記入は任意です。

    メールアドレス

    患者様ご氏名

    ふりがな

    ご希望

    郵便番号(任意)

    発送先ご住所(任意)

    お電話番号(例:072-943-4180)(任意)

    ご相談・ご注文・お問い合わせ内容

    送信直後に、巡心堂漢方薬局「junshindo2014@gmail.com」からの自動返信メールが届きます。
    もし届かない場合はお電話でご連絡ください。

    巡心堂記事一覧ページへのリンク

    メディカルコラム