「漢方煎じ薬」と聞くと、皆さんはどのようなイメージを持たれるでしょうか?
もしかすると、「手間がかかる」とか、「苦そう」などのイメージの方が多いのではないかと思います。
煎じ薬の作り方は?
煎じ薬を作るのは、1日1回だけです。
煎じ薬1包をやかんに入れ、20分ほど煮出すだけ。
麦茶を作る感じで、誰でも簡単にできますよ。
500mlのペットボトル1本分ぐらいになりますので、それを1日かけて飲み切ってください。
煎じ薬って苦い??
何故か全て苦いと誤解されやすい煎じ薬ですが、味は生薬の組成で決まるので、処方によって様々です。
実際には、あまり味がしない処方の方が多いです。
私が自分で飲んでみて、あまりにも飲みにくいと感じた処方はそもそも使っていません。
漢方煎じ薬の効果について
煎じ薬は、やはり効果が強く、効くのも早いです。
癌やアトピーなどで、錠剤や粉薬では治せないと判断した時には、積極的に煎じ薬を使っています。
そして、実際にかなりの成果が出ています。
絶対に下がらないと断言された癌の腫瘍マーカーが下がり始め、医師に驚かれる事もありますし、重症のアトピーが短期間で完治した症例もございます。
煎じ薬の専門性
煎じ薬を扱うのには、専門的な知識が必要です。
錠剤や散剤の漢方薬はかなり広まってきましたが、煎じ薬まで扱っている病院や薬局はまだまだ少ないのが現状です。
煎じ薬での治療をご希望の方は、巡心堂までお気軽にお越しください。
薬剤師 西田稔生