男性更年期障害(LOH症候群)とは

執筆者:漢方専門薬剤師 西田稔生

巡心堂漢方薬局 西田稔生



薬剤師。漢方療法研究家。株式会社巡心堂代表取締役。

1976年生まれの49歳。三重県生まれ。大阪府在住。

私は、最初は主に調剤薬局に勤務していましたが、西洋医学で治らない患者様が沢山おられる現実に気づきました。そして、

「西洋医学だけで治らずに困っている患者様の為に、自分に何ができるだろう」

と考え、漢方の道を志しました。

漢方に携わって20年以上、巡心堂を独立開業して10年以上になります。真剣に漢方および患者様と向き合ってきました。

その過程で、医師達が匙を投げた疾患が、巡心堂の漢方で治癒した症例も沢山ございます。

それが可能だったのは、いわゆる3分診療ではない、個々の患者様に応じた的確な体質分析あってのものだと思っています。あなたの、「病気のお話」をぜひ聞かせてください。


曇り空

男性にも更年期障害がある

LOH症候群とは

「更年期って女性だけじゃないの?」

という認識が一般的かもしれませんが、実は男性にも更年期があります。

「加齢男性性腺機能低下症候群(LOH症候群)」が正式名称の男性更年期障害。

原因は、男性ホルモンである「テストステロン」の加齢による低下です。

症状としては、

・疲労倦怠感

・記憶力の低下

・不安やイライラ

・うつ状態や不眠症

・自信の喪失

・関節や筋肉の痛み

・性欲と性的能力の低下

などがあります。

女性の更年期と共通する部分も多いですね。

特に、精神症状(うつ、不安、イライラなど)と男性更年期障害との関連性が分かりにくいので、注意が必要です。

精神科や心療内科で、うつ病の薬をもらっても、改善しないでしょう。

40代以上の男性はご注意を

男性ホルモン(テストステロン)のレベルは個人差が大きく、一般的に40代で低下し始めます

仕事や家庭での責任・ストレスが、重くのしかかってくる年代でもありますね。

ストレスも、男性更年期障害を悪化させる一因となっています。

ストレスが多い場合、もっと若い年齢で発症する事もあります。

「調子が悪いけど、病院では特に悪い所は無いと言われるし・・・」

という時は、男性更年期障害(LOH症候群)を疑ってみるといいかもしれません。

血液検査で、男性ホルモン(テストステロン)の濃度を検査する事もできます。

基本的に、私も含めて男性は、他人に相談することが苦手だと思いますが、「ひょっとして更年期かな?」と思ったら、是非お気軽にご相談くださいね。

お待ちしています。

漢方専門薬剤師 西田稔生

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