梅雨時期は湿邪(しつじゃ)にご注意を!チャオ産経6月号より

執筆者:漢方専門薬剤師 西田稔生

巡心堂漢方薬局 西田稔生



薬剤師。漢方療法研究家。株式会社巡心堂代表取締役。

1976年生まれの49歳。三重県生まれ。大阪府在住。

私は、最初は主に調剤薬局に勤務していましたが、西洋医学で治らない患者様が沢山おられる現実に気づきました。そして、

「西洋医学だけで治らずに困っている患者様の為に、自分に何ができるだろう」

と考え、漢方の道を志しました。

漢方に携わって20年以上、巡心堂を独立開業して10年以上になります。真剣に漢方および患者様と向き合ってきました。

その過程で、医師達が匙を投げた疾患が、巡心堂の漢方で治癒した症例も沢山ございます。

それが可能だったのは、いわゆる3分診療ではない、個々の患者様に応じた的確な体質分析あってのものだと思っています。あなたの、「病気のお話」をぜひ聞かせてください。


チャオ産経6月号掲載の湿邪の記事

先月に引き続き、産経新聞さんの月一回発行の情報誌「チャオ!産経」の6月号(5/28発行)に、私のインタビュー記事が掲載されました。

テーマは「湿邪(しつじゃ)」

病の六つの原因とは

中医学では、身体の不調には六つの原因「寒邪 熱邪 燥邪 湿邪 風邪 暑邪」があると考えます。

今回のテーマはその中の、「湿邪(しつじゃ)」です。

あえて簡単に現代的に言うと、水分代謝異常でしょうか。

湿邪の症状

湿邪によって引き起こされる代表的な症状としては、むくみや頭痛、めまい等があります。

しかし、これらの症状の原因が湿邪だとは、なかなか分かりにくいかもしれませんね。

梅雨時期や夏は湿邪にご注意を

これからの梅雨の時期や夏場は湿度が高く、汗が蒸発しにくいので、体内に不要な水分が溜まり易くなってしまいます。

また、冷たいものを摂り過ぎたりしても体内に不要な水分が溜まり、それも湿邪として病の原因になってしまいます。

水分過多なのに喉は渇いたりと、水分の偏在があったりもします。

除湿器やエアコンのドライ等で、湿気対策をする様にしてください。

湿邪の治療法「二陳湯」

治療法としては、漢方薬で利水したり乾かしたり、偏在している水分をあるべき場所に戻したりと、様々な対処法があります。

湿邪に対する基本処方は「二陳湯(にちんとう)」です。

構成生薬は、

  • 陳皮(ちんぴ)
  • 半夏(はんげ)
  • 生姜(しょうきょう)
  • 茯苓(ぶくりょう)
  • 甘草(かんぞう)

の五種類。

胃腸の働きを整えながら、体内の湿気を乾かしてくれるイメージです。

次回は6月25日(火)発刊のチャオ!産経さんに掲載される予定ですので、良かったらご覧くださいませ。

漢方専門薬剤師 西田稔生

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