ベジファーストとダイエット

執筆者:漢方専門薬剤師 西田稔生

巡心堂漢方薬局 西田稔生



薬剤師。漢方療法研究家。株式会社巡心堂代表取締役。

1976年生まれの49歳。三重県生まれ。大阪府在住。

私は、最初は主に調剤薬局に勤務していましたが、西洋医学で治らない患者様が沢山おられる現実に気づきました。そして、

「西洋医学だけで治らずに困っている患者様の為に、自分に何ができるだろう」

と考え、漢方の道を志しました。

漢方に携わって20年以上、巡心堂を独立開業して10年以上になります。真剣に漢方および患者様と向き合ってきました。

その過程で、医師達が匙を投げた疾患が、巡心堂の漢方で治癒した症例も沢山ございます。

それが可能だったのは、いわゆる3分診療ではない、個々の患者様に応じた的確な体質分析あってのものだと思っています。あなたの、「病気のお話」をぜひ聞かせてください。


野菜サラダ

「ベジファースト」とは何か

「ベジファースト」という言葉をご存じでしょうか?

食べる順番を調整するだけで、ダイエット効果などが得られると、近年注目されている食事法です。

糖と炭水化物

以前の記事「インスリンジェットコースター」でも書きましたが、私たちの体内の糖質濃度は厳しく管理されています。

なぜなら、糖質が増えすぎると、糖化反応(メイラード反応)によって血管や臓器がボロボロになってしまうからです。

さて、ご飯やパンなどの炭水化物は、糖分を含んでいます。

先に炭水化物を食べてしまうと、血糖値を下げようと急激にインスリンが分泌され、過剰な糖分が脂肪細胞にどんどん変換されてしまいます。

この食べ方では、ダイエットに不向きですね。

では、急に血糖値を上げないためにはどうするか?

食べる順番を変えるだけのダイエット方法

答えは簡単で、「ベジファースト=野菜や海藻類などを先に食べる」の習慣をつけることです。

野菜を先に食べておく事によって、血糖値の上昇が緩やかになり、インスリンの分泌が緩やかになります。

それによって、脂肪の増加を防いでくれるのです。

もちろん、過剰な血糖にさらされないので、血管や臓器の保護にもつながります。

本来ベジファーストでは、野菜の次に「肉や魚」を食べ、最後に「ご飯やパン」を食べるべきとなっています。

しかし、ご飯やパンを単独で食べるのは少々きついので、「最初に野菜や海藻を食べる」のだけを実践しても十分効果的だと思います。

簡単に実践できますので、よかったら試してみてください。

漢方専門薬剤師 西田稔生

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